「令和2年 第一回 定例区議会 一般質問」


2020年2月14日

令和2年 第一回定例区議会 一般質問

 

 杉並区議会・自由民主党 大熊昌已です。

通告に従い、

: 東京・2020・大会と杉並区のスポーツ施策について

: 富士見丘小学校の都有地を活用した校庭について

: 富士見丘中学校の改築と部活動について

以上3点について一般質問を致します。

 

今年は、いよいよ、東京・2020・大会が開催されます。

オリンピックの開会式は7月24日に、パラリンピックの開会式は、

8月25日に行われます。その前、7月18日には、オリンピックの象徴である聖火リレーが、杉並区で、行われます。1964年、昭和39年、戦後復興の、象徴とも言える、東京大会が開催されてから56年が過ぎます。

一生に一度、との、思いで見た、聖火リレーを、再び、見る事が出来る、と、心待ちにしている区民の方々が、おられると思います。

 

オリンピックイヤーとの事で、1964年に行われた聖火リレーの様子を

振り返る、新聞記事をよく目にします。新聞には、当時のモノクローム

写真と、聖火ランナーを務めた方々の、思い出が記されており、聖火を

絶やしてはならない責任感、伴走者をリードして走る責任感、生まれ育った地域・郷土を代表して走る責任感、聖火ランナーに重くのしかかる不安や緊張感が、ひしひしと、伝わってきて、私の涙腺は緩みます。

聖火ランナーが、写された写真の背景に写る街並みと人々の歓喜の

表情や、その姿が懐かしく、本当に、いい時代だったと、また、涙腺が緩むのです。

 

当時、私は、11歳、小学校5年生でした。杉並区、久我山に生まれ育った私の、日常の思い出に、家業である燃料店で働く人たちの姿があります。家族と従業員さん、集団就職の方もいました。オリンピックが開催された、10月を過ぎると、農閑期の出稼ぎの人も加わり、一つ屋根の下に、皆が、家族の様に暮らし、皆が精一杯、働いた時代でした。

我が家に限らず、まちの商店では、まだ、機械化が進んでおらず、人海戦術の時代であり、まちや商店に活気がありました。1964年、昭和39年、皆が、一生懸命に生きていた時代であった様に思います。

オリンピックは、戦後復興を頑張った社会や地域への大きなプレゼントであった様に思います。東京大会を契機に、幾つもの夢が生まれ、育ち、今日へつながれて来た様に思います。

申し述べました様に、7月18日には、杉並区で聖火リレーが行われます。

昨年末、東京都から一部の聖火ランナーの氏名が公表されましたが、

杉並区における聖火リレーは、どの様に実施されるのでしょうか、お示し下さい。

 

さて、この間、日本社会は、四次に及ぶオイルショック、バブル崩壊、リーマンショックの経済危機を乗り越え、持続可能な社会へ、多様性を認め合う社会へ、そして環境対策を世界に標ぼうする日本へと変化をして参りました。その様な中で、日本のスポーツは、いわゆる根性論から科学的に、分析、裏付けされた、合理的なスポーツに、大きく、変わりました。

国内のトップアスリートが、スポーツ記者に「明日の試合は?」と、尋ねられると「楽しんで」との、返事を返す時代になりました。

 

「根性で、ぶっ倒れるまで、戦います。」その様な、表現は、死語になりつつありますが、スポーツ界には、根性論を超え、永遠に、生き続ける、

魂があると、私は、思っています。オリンピアンで、今は亡き、走り幅跳びの山田宏臣選手の京都・知恩院での、石段登りを思い浮かべます。

筋力強化を図る為に、コーチの朝隈先生を背負い、石段を駆け上がる、師弟の猛練習に、知恩院の僧侶が合掌する姿があったとの事です。

卓越した、スポーツマンの人生を通して、生まれた、魂に、救われた方々がいらっしゃると思います。人を育てるスポーツの、偉大なる力、その

奥深さに、私も、多くを教わり、自分なりではありますが、生きる糧にして参りました。

 

さて都内、北区にあるナショナルトレーニングセンターでは、テニスの

ウィンブルドン大会が行われる、センターコートに差し込む、西日を室内コートに再現できる設備があり、コーチと選手がサーブやリターンの作戦を立て試合に臨む事が出来ます。世界各国のスポーツ環境が国力を示すバロメーターの様に思えます。それらのスポーツ環境に、相応しい、

スポーツ文化が各国で醸成されているか、との、事であると思います。

我が国では、スポーツ科学の進歩と、それらを取り巻くスポーツ産業の成長は著しく、多様な分野にスポーツの力が生かされ、社会に変化をもたらしています。杉並区においても、スポーツの持つ力を、

地域・活性化の、起爆剤として、活用、出来ると、私は、これまでの

一般質問等で、述べて参りました。

杉並区は、スポーツの持つ潜在的な力をどの様に受け止め、施策に生かす事が出来るとお考えか、お示し頂ければと存じます。

 

令和二年度、予算、編成方針のプレス発表が行われ、田中区長から

学校施設の有効活用、教員の働き方改革を進める中で、

部活動の外部指導員、 部活動指導員の、導入が示され、私は、歓迎し、高く評価を致したく存じます。

 

今後、杉並区では、基本構想の見直しが進められますが、東京・2020・大会を契機に、スポーツ施策の 取り組みと、スポーツ施設の 整備に 付いて、一度、立ち止まり、総ざらいをする様な、見直しが、必要と考え

ます。現在、区が進めている、総合型地域スポーツクラブの、立ち上げ

支援を、実行計画に示していますが、この施策の、成果が見出されないまま、実施期間が終えて仕舞う様に思います。また、立ち上げられた、

クラブへの、支援も無く、取り組みが、終えて仕舞うのではないかと、心配を、致すところです。

現在、地域の町会や自治会、商店会等、地域組織の高齢化と、後継者

不足が、進んでいる中で、国は、地域の活性化策と、して、総合型地域

スポーツクラブの取り組みを示し、将来的には、中学校の部活動と、

総合型地域スポーツクラブ、との、融合を示しています。スポーツを活用した、地域の新たな組織と、これまで、地域を支えてきた、既存組織との融合を目指す事も含まれていると、私は、理解を致しておりますが、私の手前勝手な、理解でしょうか、区の、ご所見を、お示し頂ければと、存じます。

 

私共の会派では、昨年、大阪府、茨木市にあるNP0法人・茨木・東スポーツクラブ・レッツを視察しました。市の体育館を、地域が、管理、運営 する、NPО法人を、立ち上げています。その取り組みの、基礎には、

総合型地域スポーツクラがあり、町会や商店会の協力と、市の職員が

体育館の管理を後押しするサポート体制が、整っていました。

地域の新たな、つながりをスポーツの力を活用し醸成していると、視察を通し、肌で感じて参りました。

杉並区においても、総合型地域スポーツクラブの取り組みを先進的に

進める、地域があれば、区は、モデル地区として、取り組みを進める事も

出来ると思いますので、区の、ご所見を、お示し下さい。

 

さて、2013年 平成25年 9月7日 IОC総会が、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれ、2020年のオリンピック・パラリンピック開催都市の決戦投票に、東京都とスペイン・マドリードの二都市が残り、大差で、

東京都が開催都市に選ばれました。当時のIОC・ロゲ会長が「トウキョウ」と読み上げた場面を思い出す方が大勢おられると思います。

図らずも、私は、その翌日、第三回定例区議会・一般質問のトップバッターとして東京・2020・大会に向けた一般質問を行う事が出来、私の区議会活動における記念日の様に思っております。当日の質問で、2020年に向け、あと7年あるから、あと5年あるからとの、考え方は、禁物である旨を、申し述べ、東京大会を見据えた区民への啓発事業とスポーツを通して、区民生活、区民スポーツの活性化を進めるべき、との、声を届けさせて頂きました。

 

区民の声を生かし、区民の手で、オリンピック・パラリンピックをどの様に迎える事が出来るのか、検討し、実行する、区民懇談会の、立ち上げを提案させて頂き、現在、活動中と理解を致しております。

懇談会が、現在、どの様な活動を、進めているのか、改めて、お示しください。

 

この度の、東京大会では、レガシーの創設が、挙げられています。

区民懇談会の取り組みは、東京大会が、もたらす、区民レガシーと考えます。

区民スポーツの活性化策は、今後の杉並区にとって、重要な取り組みと、考えます。区民の声を集約する組織が必要と考えます。

私は、区民懇談会の活動を、大会後も継続する事が、望ましく思います。

私は、大会に向けた懇談会が、区内の各種団体、公募のメンバー、スポーツ推進委員も含まれ組織されている点を挙げたく思います。懇談会が東京大会に向け、議論した内容は、スポーツに留まらず、ユニークな

議論が、なされたと、聞き及びます。懇談会が、実際に、取り組んだ

クリケット競技にも、それらが示されていると思います。今後は、区民

スポーツの活性化に向けた懇談会として、継続し、活動を進めるべきと考えますが、区の、ご所見を、お示し下さい。

 

私は、スポンサー企業ありき、商業主義が台頭するオリンピックは、あまり好きではありません。以前にも、申し述べさせて頂きましたが、大会で競技する選手たちが示す、高度なプレーと、高い精神性に、多くの人たちが魅了され、スポーツの虜になると思います。大好きなスポーツを介して、世界へ挑戦する夢を持つ、子供や若者が増える事を、願ってやみません。

 

公立学校の部活動や、小学校のスポーツクラブを充実させる事が、大切であると思います。小学校のスポーツクラブ、中学校の部活で活動する為に、必要なウエアー、シューズ、テニスのラケットや、剣道の防具一式を揃えるには、それなりに、出費が、かさみます。文化部においても、

楽器や画材等を揃えるのに、出費がかさみます。

公立の小中学校に通う、誰もが、クラブ活動や部活動に、安心して参加出来る様にする為に、東京・2020・大会を記念して、基金を創設しては、如何と、思いますので、本日は、要望として、申し述べさせて頂きます。

 

さて、都立、高井戸公園に整備を予定しているサッカーコートがありますが、東京都は、昨年、行われたラグビーワールドカップの盛り上がりを

意識してか、ラグビーも出来るコートにする為、整備の一部変更を、

示しました。富士見丘小学校を中心にサッカークラブを立ち上げ、地域が杉並区のサッカーを盛り上げた、功績が、大変、大きい中で、

高井戸公園のグランド・デザインに、サッカーコートが、描かれた事は、

大いに、賛成出来ますし、地域のスポーツ、活性化策として、必要と

考えらえますが、私は、この度の、整備の変更に、付いては、素直に賛成とは、言えない思いがあります。

その理由として、地域では、高井戸公園の整備に当たり、以前より、区や都に、幾つかの要望を出して参りましたが、検討に値しない様な、つれない対応があった中で、ラグビーならば、と、取れる対応に。地域の一員として、残念な思いを、致しております。区は、この度の、整備変更に、付いて、どの様に、把握をされておられるのか、お示し下さい。

 

それでは、富士見丘小学校の改築に伴い、東京都の土地を利用し、

グランドとして活用する設計が進められて、いると、理解を致しております。

既存の、杉十小のグランドを、思い浮かべますが、先ず、どの様な、

グランドが、出来上がるのか、お示し下さい。

 

都は、グランドを、授業で使用する時間以外は、都民が、スポーツの場として、利用出来る様にと、聞き及んでおりますが、実際は、どの様に

調整が進んでいるのか、お示し下さい。

 

都民に開放する、都の考え方は、地域スポーツの活性化につながり、

公立小学校のグランドが、地域スポーツの資源として、使用出来る様になる事は、正に、現在、杉並区が進めている、総合型地域スポーツクラブの、活動拠点として、相応しく思いますので、区の、ご所見を、お示し下さい。

 

グランドを地域に開放する事になれば、小学校で管理をする事は、難しくなると考えます。授業以外の時間となれば、休日や早朝、夜間との事になります。地域からは、夜間照明や校庭の人工芝生化等の声が必ず挙がると思います。久我山や高井戸地域に取って、正に、千載一遇のチャンスと思います。

地域が管理をする、スポーツ環境を、テストケースとして進める事が出来ると、思いますので、確りした検討を、お願い申し上げたいと思います。

区の、ご所見を、お示し下さい。

 

次に、富士見丘中学校の改築と部活動についてお尋ねを致します。

スポーツ庁は、部活動の活性化に取り組み、練習時間や休養日等に

ついて、指針を示し、部活動のルールが、明確化したと、理解を致して

おりますが、顧問制度、 外部指導員、 部活動指導員 に、付いては、

あまり触れられて、いない様に、思いますが、私の、誤認でしょうか、区の部活動充実 に向けた、取り組みの状況を踏まえ、ご所見を、お示し下さい。

 

杉並区は、部活動・活性化事業 を進め、外部指導員の導入 を進め、

高い評価を受けている中で、令和二年度の予算に、部活動指導員の 

試行的配置 を示し、併せて、部活動・活性化事業 を継続するとして、

教員の負担を軽減する、旨を、確り示された事を、私は、高く、評価を

致したく思います。

そこで、一つ、確認を、させて頂きたいのですが、部活動を 大切に思い、

自らが、顧問を務め、技術指導を行っておられる教員が、おられます。

その方々は、スポーツ指導者として、試合に勝ち、好成績を残したいとの思いが、必ず、あると思います。その様な部活動が、ガイドラインを遵守出来るのか、私の、取り越し苦労とは思いますが、守ってこその、ガイドラインですから、区の、ご所見を、お示し下さい。

杉並区に限らず、中学校の部活動は、過渡期を迎え、大きく、変わろうとしています。本日、申し述べさせて頂いた様に、杉並区の部活動は、 

教員が顧問を務め、技術指導を行う、従来の形と、顧問と外部指導員 の併用型、そして、この度、試行的配置 との取り組みで、部活動指導員 の配置が示され、充分な、部活動支援 の、対応が図られたと、理解を

致します。

その様な中、以前から、部活動・改革 の一つとして、拠点校・方式の、

部活動 が、ありますが、令和・二年度、以降、拠点校・方式による、

部活動の、位置づけは、どの様になるのか、お示し頂ければと存じます。

 

富士見丘では、隣り合わせた一体的な敷地に、別々に、小学校、中学校の、改築が、進められる訳ですが、

予算・編成方針に、示された、中学校・部活動の活性化が、 進められる中で、部活動指導員の、取り組みが、充実し、進化すると、部活動がクラブ化する可能性もあります。富士見丘中学校のスポーツ施設も、

先程、お尋ねした、富士見丘小学校の校庭と同様に、授業以外の時間帯は、地域で管理を行う事が出来ると、考えますので、区の、ご所見を、

お示し下さい。

富士見丘の、小中学校に、おける、一体的な整備が進められ、部活動の改革が進み、小学校のグランドを利用する地域のスポーツクラブ等への、取り組みが拡大され、中学校のスポーツ施設も、小学校のグランドと同様に、地域への解放が行われ、合わせて総合型地域スポーツクラブの取り組みが進めば、中学校の部活動と、地域のスポーツとの、融合が

可能になります。

富士見丘の、小中学校の、改築を、地域の活性化と、地域スポーツの発展につなげる事が、出来ると思います。地域と共にが、キーワードになると思います。改築される小学校に、地域と共に進めるスポーツ活動の拠点となる、事務スペースが必要と、考えますので、ご所見を、お示し頂くと、共に、予算編成に示された、部活動改革に、係る、抱負を、お示し頂き、本日の質問を終わります。





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