「平成28年 第一回 定例区議会 一般質問」


平成28年 第1回定例区議会 一般質問


杉並区議会・自由民主党 大熊 昌巳 です。
通告に従い、2020年・東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた杉並区の活性化策について一般質問を行います。

この、のちは、2020年・東京オリンピック・パラリンピック競技大会の名称を2020年・東京大会、あるいは、東京大会と省略し質問を進めて参りますので宜しくお願い申し上げます。

質問に入ります前に、この度の 台湾南部 地震 による被害者の方々に、一日も早く、復旧が進むよう願う処です。
台南市のビル崩壊現場につきましては、連日、痛ましい状況が報道されて参りました。
杉並区、友好都市、台北市の皆様も心を痛めておられる事と、ご推察、致す処です。 心より、お悔やみとお見舞いを申し述べさせて頂き、質問に移ります。
今、社会は、少子高齢化が進み、今後、高齢化率が加速されて参る状況にあります。
今、私たちが暮らす社会と地域を、戦後の廃墟から奇跡的な復興を成し遂げて下さった、高齢者の方々を支える、社会の力が弱まって行く状況にあります。

アベノミクス、一億総活躍、地方創生の下に、国政が進められておりますが、東京一極集中の状況は否めず、杉並区におきましても、その流れの中で、人口が56万人を超える状況にあります。
人口が増え、稼働年齢層が増え、雇用が安定し、所得が上がり、地域の生活に好循環が示されている、とは、言い難い処があります。

その様な中、杉並区では、少子高齢化社会を先取りし、基本構想、総合計画、実行計画、施設再編整備計画等の履行、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定が進められる中で、杉並区の喫緊の課題である、保育施設の増設、保育施設の増設に連鎖した学童の増設、介護施設の増設、が挙げられて参りました。
今、先ず、やるべき事がある、今、必要な事を解決出来ずに、将来があるのかとの田中区長の不退転の決意が区政に反映され、保育需要への果敢な取り組みが示されていると、理解を致す処です。
私は、これ等を、腰を据えて、ぶれずに、と、評価を致す処です。

さて、このたびの一般質問の通告に挙げました、2020年・東京大会は、2013年、日本時間、平成25年、9月8日、日曜日の早朝にアルゼンチン、ブエノスアイレスで開催されたIОC総会で決定されました。
当初、東京都は、2016年、今年の東京大会を第一目標と掲げ、2009年のデンマーク・コペンハーゲンのIОC総会に期待を託しましたが、日本は招致活動に敗れましたが、続けて2020年・東京大会開催を世界にアピールし続け、実績が高く評価されたと、私は、理解を致しております。
その流れは、田中区長もよくご存じの事と推察を致す処です。

2020年・東京大会、決定の興奮冷めやらぬ、翌日、9月9日、月曜日から第3回定例区議会が開催され、初日、一般質問のトップバッターとして、私は、質問に立ち、決定された、2020年・東京大会に向けた、田中区長の抱負をお示し頂きました。
田中区長から、当時、以下の様な、抱負が示されましたので、ご紹介をさせて頂きます。

それでは、読み上げさせて頂きます。

昨日の早朝、2020年のオリンピック・パラリンピックの開催都市に、東京が決定との朗報が届き、大変うれしく思っております。
私は、4年前、コペンハーゲンで行われました。
2016年のオリンピック・パラリンピック開催都市を決める、IOC総会に、都議会の代表として出席しておりました。
落選が決定した瞬間の日本代表団の表情や控室の中の状況など、いまだに、忘れられない光景として覚えております。
私自身、非常に残念な思いをいたしましたので、今回2020年の招致活動は、ぜひ成功してほしいと強く願っておりました。
前回の東京オリンピックの時は、私は、まだ、3歳で、ありましたので、はっきりした記憶はございませんが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、杉並区民の、皆様の、機運を盛り上げる為の、様々な仕組みをオール杉並で考えて、地域の活性化へとつなげてまいりたいと思っております。
このたびの東京でのオリンピック開催は、子どもたちに、大きな夢と、希望を与えるものと確信をいたしております。
又、7年後には、現在の小中学生がアスリートで、活躍している事も見られる事でありましょう。
又、オリンピックを担う世代になっている事でありましょう。
今回の朗報は、現在、区が、意を用いて、進めている、次世代に、夢と希望を与える、次世代育成支援の取り組みは、今後、益々その必要性が高まる事を証明したものと確信を致しました。
今後、次世代育成支援の観点から、次世代育成基金の拡充は、もとより、2020年オリンピック・パラリンピックを視野に入れた、スポーツ環境の整備、バリアフリー化の促進や、小中学生の国際交流の推進など、様々な分野での取り組みを進めて参ります。
区議会の皆様におかれましても、是非、ご協力の程、宜しく、お願いを致します。
以上です。
当時、あと、7年ある、から、早、3年が過ぎ、あと、4年へと年月が過ぎております。

この間、新国立競技場の整備問題、大会エンブレイムのデザイン盗作問題、大会運営費・見積計算の誤り、高速道路の使用問題等、諸問題が生じて参りました。
又、東京湾、ベイエリアに集中させた競技場を一部、近県に移すなど、競技場整備にも変更がありましたが、今、やっと、2020年・東京大会に向け、一応の落ち着きが出てきた様に理解を致す処です。

今まで、申し述べさせて頂いた事は、東京大会の競技に関わる事であり、2020年・東京大会に向け、先に、お示し致しました、田中区長の抱負の様に、いよいよ、開催都市、東京の基礎自治体、杉並区が、2020年をどの様に迎えるのか、多くの区民の方々に喚起を示して行かなくてはならない時が来たと、私は、強く思う処です。

今年は、ブラジル・リオデジャネイロ大会が8月5日よりはじまり、閉会式が8月21日に行われます。
閉会式において、リオから東京都へ五輪旗の引継ぎが行われ、4年後、2020年、7月24日が東京大会の開会式です。
あと4年ではなく、4年間しかなく、プレ大会を、考えるのであれば、実は、正味3年の年月しか残っていない事になります。

その様な中で、2020年・東京大会において、杉並区・区民が望む、おもてなしのボランティア活動、民泊、区内商店街の賑わいの創出、区内公立校に通う小中学生たちが、自ら企画運営するオリンピック・パラリンピック活動など様々考えられます。

多くの区民が、2020年・東京大会において、自らが、何か協力、お手伝いがしたい、自らが、世紀の祭典オリンピック・パラリンピックに何らかの形で関わりたい、2020年・東京大会は、アスリート達の為だけのものではなく、広く、国民、区民の参加が必要であり、何か特別に考えるものでは無く、極、極、当たり前に、受け入れられるべきものと、私は、考えております。
その思いを実現させる為に、区民運動をと考え、行動を起こし、実現させたいとの思いを持つ区民がおられます。
2020年・東京大会は、先に、申しあげましたが、新国立競技場整備の問題などを通して、広く国民に、又、区民に、オリンピックとは、何ぞや、どう、あるべきものなのか、との、思いを持たせてくれた、と、考えます。
その、オリンピックとは、何ぞや、どう、あるべきものなのか、との、観点から、改めて、2020年・東京大会のボランティア活動に関わりたいとの区民がおられる事も事実です。

今、区民の方々からは、2020年・東京大会で、ボランティア活動にとどまらず、地域でホームステイの様な宿泊を行いたいとの声が挙がっております。
その様な宿泊に関心を持たれている区民の方々は、その、抱負を語る中で、食事の面がどうしてもネックになって仕舞い、地域の区民センターなど公的な場を使用し地域皆で食事の準備を行うか、地域の食堂やレストランの協力を求め、宿泊を地域の力で、との、思いがあります。
私は、杉並区が独自に地域で支える宿泊策が示され、広がりを見せる事が出来ればと思います。
私の、スポーツ経験においても、国内ではありますが、国体において、今、申し述べた様に、地方の町の各家庭に宿泊させて頂き、町の公民館を利用して、チーム全員で食事を頂く方式がとられ、宿泊先のお宅だけではなく、食事のたびに町の方々とのふれあいがあり、宿泊先の方とは、練習の合間に、お茶をご馳走になったり、色々な思い出が、今も、鮮明に残っております。
その様な経験を、私は、佐賀県の神崎町、和歌山の打田町で致しました。
その、国際版、大いに期待が出来るものと思います。

先程、我が会派の大和田議員から高円寺の紹介がされました。
代表質問においても、2020年・東京大会に向け、様々な質問がなされ、前向きな答弁があったと理解を致す処です。
杉並区、区民こぞって、東京大会への意識が高まる中で、オリンピック・レガシーの醸成に、つなげる事が、大切であると考えます。

さて、2020年・東京大会と同時期に区内のお祭りやイベントを開催する事が考えられます。
高円寺の阿波踊り、阿佐谷の七夕、すぎなみフェスタの開催も考えられます。
東京大会を中心に、大会前後、期間中に如何に、杉並区へ多くの人々を招く事が出来るか、その、プランを区民の方々から募る事も大切と考えます。
特に、今、活躍の場を求めている、杉並区の、若い、IT起業者たちのアイデアの活用も考えられます。
私が暮らす、久我山のホタルまつり、ホタルサミットについても、外国から来られる方々に、日本の神秘的なホタルの紹介を行うべきと考えます。
6月中旬以降に、ホタルを生息させる事は、難しいので、その神秘性について、映像を利用したりし、若者たちが得意とするIT技術を利用し、アイデアを募る事も大切と考えます。

東京大会を契機に、国外からの、来訪者の方々だけではなく、区民の方々にも区内の祭礼やイベントに改めて目を向けて頂き、区民生活の再発見をして頂く事も大切です。
祭礼やイベントの、新たなる、継続の力を、東京大会を契機に蓄える事も出来ると思います。

話は、変わりますが、今、ニューヨークでラーメンが流行っているとの事です。
杉並区においては、元祖おぎくぼラーメンが、海外からのお客様を喜ばせるのではと思います。
その様な発想から、区内の食の紹介を求めれば、沢山の情報が寄せられると思います。
東京大会を契機に、杉並区の活性化の切り口は、無限大の様に思えます。

世界のスポーツの祭典、2020年・東京大会において、区民サポーターによる多様性に富んだ区民活動と、日常の区民生活が、国外からの、来訪者に紹介される事で、真の国際交流が生まれると、同時に、区民活動が育くむ区民レガシーが生まれ、次世代に引き継がれ、杉並区の発展が見出されて参ると、私は、考えております。

2020年・東京大会では、区民による様々な活動と、もう一つ、大切な事があると思います。
東京大会で行われる競技を杉並区・区民が体感する事であると考えます。
区内で事前調整のトレーニングを行う国があれば、ボランティアで選手の送迎のお手伝いをしたい、選手の身の回りのお世話をしたい、との、思いを持たれる方々がおられると思います。
より、オリンピック・パラリンピックを体感したいとの思いを持つ区民の方々が必ずおられると思います。
区内に国外のナショナルチームを招いて大会の事前調整を行う場を設けて参る事も大切であると考えます。
そこに、先ほど、申し述べた様な、杉並区独自の宿泊策が生かされて参ると思います。

又、富本会長以下、スポーツ議連が強く求め、今後、整備されるビーチスポーツ施設や都立・済美山公園を、大いに活用すべきと考えます。
これらの施設の他にも、田中区長の母校である、明治大学の区内和泉校舎にある体育施設を利用する事も可能であると思います。
私ごとではありますが、ヨーロッパの強豪ハンドボールチームを区内に招く事も可能になります。
もし、これ等の動きに、国が進めるホストタウン構想を導入すれば、国からの財政支援なども可能となります。

先日、10日に行われました、代表質問において、我が会派、井口幹事長より、2020年・東京大会に関連し、区施設であるビーチコートを取り上げた際に、田中区長から、2020年対策として、区立施設以外の施設に関しても整備の検討を行うとの答弁があり、大いに期待を致す処です。

1964年・第18回・東京オリンピックに触発され、その感動を胸に、若かりし頃、競技スポーツの世界に身体を置き、スポーツを通して、多くを学び、私は、今日を迎えております。
開催都市、東京に住む一都民として、杉並区の一区民として、そして、杉並区議会に参画する一議員として、2020年・東京大会に向け、一人でも多くの方に、区民意識を高めて頂き、ボランティア活動などの区民活動が拡がる事を心から願う処です。
区は、ボランティア活動などが区民活動的な形で行われる事が、相応しいと、お考えの事と思いすが、東京大会は、規模が大きく、区民活動だけでは、限界がある様に思います。
私は、東京大会へ向けたボランティア活動などを行いたい区民の方々へ、区の協力体制を示す事が必要と思います。
協働との考えもあると思います。
区民あってのおもてなしやボランティアですが、区が、区民、各界各層の方々の代表による、2020年・東京大会・区民懇談会を早急に開催する必要があるのではないかと考えます。
私は、区の、今後のスタンスを示す必要があると考えております。

縷々、述べさせて頂きました。
そこで、質問を致します。
区民が行うボランティア活動の機運を醸成していく為には、区民の各界各層の意見を取りまとめて懇談会を設けるべきと考えますので、区のご所見をお示し下さい。

又、東京大会を、4年後に控え、多くの区民の方々が2020年・東京大会に期待を寄せる中で、様々な方法で区民の機運を盛り上げるべきと考えますが、今後、4年間の区のスタンスをお示し頂きたいと存じます。

先ほど、平成25年度・3定における、田中区長から頂いた答弁を読み上げさせて頂きました。
その中に、杉並区民、皆様の機運を盛り上げる為の、様々な、仕組みをオール杉並で考えて、地域の活性化へつなげると、ありました。
正に、今日、この場で、2020年・東京大会に向けた、区の活性化策が加速、拡大される様、願い、私の質問を終わります。






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