「平成26年 第一回 定例区議会 一般質問」


平成26年 第一回定例区議会 一般質問の
原稿を紹介します。

地域の声を一つひとつ届けて参ります。


平成26年 第一回定例区議会 一般質問

杉並区議会・自由民主党 大熊 昌巳 です。
通告に従い、以下3点の質問を行います。

1、 2020年 東京 オリンピック・パラリンピック 競技大会、
杉並区の今後の施策について。

2、 久我山1丁目・岩通ガーデン跡地の公園整備について。

3、 用途地域について。

東京・都知事 選挙が終わり、東京の新しいリーダーが選ばれました。
石原都政・猪瀬都政・舛添都政と短期間に3人の都知事が誕生しました。
時々の知事の政治姿勢やモラルが、都民の信頼を失い、都民感情が渦巻く中、3年間に3回の 都知事 選挙が行われ、大変なエネルギーが費やされました。

安定した都政の下で、特別区23区の区政が進められる事が望ましいと願うところです。
杉並区におきましても、桝添 新 都知事の下、基礎的自治体として、区民福祉の向上、区民生活の安心安全を確りと築いて行かなくてはならないと考えるところです。
対峙する区議会に在っては、政治の最前線に位置し、その活動は、常に地域の暮らしの中にあり、区民生活の向上を目指すものであると考えます。
正に、区と区議会が、車の両輪となって区民生活の向上を図って参らねばならないと、都知事 選挙 直後の、第一回定例会に臨み、改めて思うところです。

此の度の、都知事選挙において、2020年・東京オリンピック・パラリンピックの開催を争点としてあげ、選挙中にその争点を何も無かった様に黙り込んでしまう候補者がおりました。
日本のスポーツ文化の醸成をどう考えているのか不思議に思うところです。

さて、この度の代表質問において、我が会派の富本幹事長より、2020年
東京大会において、区民のボランティア参加、或いは、スポーツ施設の整備において、戦略的に、杉並区、独自の施策を作る中で、都との連携を重要視する必要があると問い、区長から前向きな答弁がありました。

私も、2020年・東京大会に向け、開催都市・東京の杉並区が基礎的自治体として、今後、何をすべきか、又、何が出来るのか、そして、2020年・東京大会の後に何を継続して行くのかを確りと定めなくてはならないと考える処です。
又、「おもてなし」の意を、区の施策にどの様に生かすのか。
2020年7月24日の開会式まで、6年6ヶ月の期間が残されております。
区は、26年度、東京大会に向け、政策経営部に新たな部署を設け、2020年対策の施策を推進して参る、との、中で、2020年、あるいは、前年のプレオリンピックにおいて、杉並区が、開催都市、東京の一員として各国のナショナルチームを向かい入れ、練習会場を提供する事などが予想されますが、現状の、区内体育施設では、中々、難しい状況にあります。
ましてや、2020年・東京大会を迎えるに当たり、大会、会場を保有する区と保有しない区によって、生じる格差をどの様にカバーするのか区のご所見をお示し下さい。

私は、かつて、トップ選手の仲間入りを目指していた経験があります。
今も、当時の仲間達が、JOCや体協、出身母体のハンドボール協会において、日々、世界を相手に活躍しております。
特に、トップ選手育成についてはどの競技団体においても喫緊の課題とされ、解決に向けたプログラムの作成に苦労をしております。
しかし、近年、政府は、国策として、トップ選手強化育成の施策を進め、ロンドンオリンピックにおいて、その成果を出しております。
此の度の、冬季・ソチ大会、2016年・リオデジャネイロ大会、2018年・冬季・ピョンチャン大会、そして、2020年・東京大会に向け更なる予算の拡充と施策の拡大が図られると理解を致しております。
それらは、ヨーロッパのスポーツ先進国には、まだ、及ばぬ処ですが、私自身がピークを迎えていた、1980年・モスクワオリンピック当時と比べれば、隔世の感と申し上げる事が出来ます。

さて、1月31日、区長より、平成26年度・杉並区予算編成に関するプレス発表が行われました。
私も、傍聴をさせて頂きました。
発表の中に、次世代育成基金を活用する、と、理解出来るくだりで、ジュニア
トップアスリートの育成と示されておりました。
世界に挑戦するトップ選手の強化育成に、大変、期待と理解を致すものでありますが、杉並区の様な基礎的自治体が、区民の寄付からなる次世代育成基金を活用し、スポーツ選手個人の発掘や強化育成を行う事に、私は、心配を致しております。
トップ選手を一人育てるのに、その家庭に掛る負担の大きさを知る一人として、育成資金の重要性はよく理解できます。
しかし、杉並に在住するトップ選手に限った形で、次世代育成基金を活用し、個人への助成を行う事は、やも、すると資金提供だけの形で終わってしまう可能性があります。
トップ選手育成の為に、スポーツに特化した奨学金制度の様な、民間の支援制度もあると聞き及びます。
予算編成書には、今後、検討を進め具体化との説明が付いておりましたが、
重ねて、慎重な検討が進められる様お願いし、区のご所見をお示し下さい。

昨年9月8日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われた、IOC総会において、2020年・東京大会が決定した翌日、私は、第3回定例区議会初日に、最初の質問者として一般質問に臨み、2020年・東京大会に向け質問を致し、通訳等のボランティアスタッフを積極的に募る施策を進める様、求め、区当局からも、前向きな答弁を頂いております。
それらが現実味をおびて行く中で、ボランティアスタッフとして活動できる人材を募集育成する等、区においては、本格的に施策を進める事が必要と考えます。
又、東京大会のみならず、その後の、オリンピック・パラリンピックやワールドカップ等で、通訳やバックアップスタッフとして活躍出来る人材育成の為に、小中学校で英会話の力を高める為に、区として英語の授業に独自色を出す検討を進める必要があると考えます。
例えば、陸上3段跳びのメダリスト、ウイリー・バンクス氏が東京でスポーツコンサルタントの事業をしております。
日本語が堪能で、大変ユーモアのある方です。
外国人から見た日本のオリンピックを検証してもらう事や、彼自身の競技生活の中で出会った通訳やボランティアスタッフとの出会いなどを紹介してもらう中で、英会話・通訳への関心を高める事が出来たらと考えます。
今、申し述べた様な試みを、新設される部署において検討を頂き、オリンピックイヤーを迎える高揚感の中で、オリンピックムーブメントの拡大を図るべきと考えます。 区のご所見をお示し下さい。
私たちが暮らす、杉並から世界に挑戦するトップアスリートを輩出する事は、誰もが望む事であると思います。
区民が、こぞって応援出来る杉並育ちの選手を育てるのであれば、私は、スポーツ基本法、そして、杉並区スポーツ推進計画にも示されている、総合型地域スポーツクラブの立ち上げこそが大切であると考えます。
今、2020年・東京大会を前に、区が、ジュニアトップアスリート育成の施策を、真に、打ち出すのであれば、現状、中々、立ち上げる事が出来ない、総合型地域スポーツクラブの必要性を区民に周知し、地域の協力を得る中で、区が率先して、スポーツクラブを立ち上げる事が望ましいと、私は、考えます。
区が、率先してとの考えには、解決すべき問題が、多々、在ろうかと思いますが、2020年に向け、区が、新たな部署を新設する意気込みを示している今、此の時に、やるのか、やらないのか、二つに一つの厳しい選択を迫る思いが私にはあります。
厳しい答弁は、本より承知を致しております。
しかし、この問題は、2020年で終わるものではなく、その後の、区スポーツ振興施策に必ず必要となる施策と考えますので、無理で在るならば、せめても、その検討を進めて頂きたく願う処です。
区のご所見をお示し下さい。

2020年・東京大会に関連する質問の最後に、商店会や町会自治会等が企画し、区民を対象に行う、2020年・東京大会に向けた、オリンピック・パラリンピックムーブメントと理解できる民間の自主的活動への支援が、必ず、必要と、私は、考えます。
国、都、JOC、体協、大会組織委員会、各競技団体等が2020年・東京大会を成功裏に導こうとする中で、今、私が、切実に、訴えさせて、頂きたい事は、
開催都市、東京の杉並区が、私達、区民の中から湧き上がるオリンピック・パラリンピックへの熱い思いを理解し、杉並区独自のオリンピック・パラリンピックムーブメントを作る事であると考えます。
是非、新設される部署において、国や都に働き掛けをして頂き、その為の、予算を捻出して頂きたいと強く願うところです。
区のご所見をお示し頂き、次の、久我山1丁目の公園整備に付いて、質問を致します。

さて、2020年・東京大会に向け、競技施設だけではなく、都内のまちづくりも加速化されて行くと考えます。
道路や公園整備等、都民・区民の日々の暮らしの利便性が高められて参ると思います。
杉並区内では、放射第5号線整備が進められ、高井戸公園整備と補助216号線整備が続いて行われると理解を致している中、2020年・東京大会に向け、これら整備が早まる可能性があるのか、ご所見をお示し下さい。

さて、その様な中、昨年、久我山の各自治会、町会、連合商店会、まちづくりの会から、区長を介し、東京都に対し、放射5号線工事の為に大部分が、失われる、岩通ガーデンついて、緑地 の保全と、道路用地に代わる、緑地整備の要望書が提出されました。
これら要望により、岩通ガーデンに隣接する岩通生協会館が建つ土地と、岩通ガーデンの残った土地とを合わせて、都が都市計画緑地とする動きが出てきています。
区、そして、地域に取りまして、朗報であり、久我山に暮らす、一区民として感謝を申し上げる次第です。
私と致しましては、地域も区民の方々も、そして、区当局も期待を示している、久我山のホタル祭りに関連した施設が整備されればとの思いを持っております。
十分な敷地面積が確保できますので、ホタルが生息できる水の流れを配する事も可能と考えます。
この、都市計画 緑地 に関する、都の動向について、区が把握しておられる点がありましたらお示し下さい。

今、質問を致した当該地とその周辺は、区、まちづくりの方針に合致する、水と緑を配した整備が進められます。
先に述べた、放射5号線工事、区が進める岩崎橋の架け替え、高井戸公園、補助216号線の都市計画と久我山地域、高井戸地域に取って、かつてなく広範囲に進められるまちづくりです。
25年度より新たに取り組み始めた、ハードとソフトの連携によるまちづくり施策において、各所管が久我山や富士見丘の地域に、現在、積極的に入り、
新たな、コミュニティーづくりと、まちづくりが展開されていると、私は、
評価を致すところです。
私自身も、現在、地域において進められている久我山駅南口の公園整備、その後に進められる、で、あろう宮下橋公園の池の改修に合わせ、地域で維持管理を行うボランティアチームの立ち上げも進めて参る所存です。
新年度、区がこの地域で進める、まちづくりの方針と施策を、改めて、お示し
頂き、次の、用途地域の質問に移ります。

本日は、放射5号線整備を取り上げました。
現在、行われている、久我山、富士見丘間が整備されると、放射5号線は、下高井戸5丁目1番地付近から久我山3丁目7番地付近まで約3,5qに渡り区内を東西に抜け、整備が終了します。

久我山の区間では、整備後の沿道まちづくりについて検討協議会が設けられ、提言がなされたと理解を致すところです。
ここで、改めて、放射5号線開通後の沿道地域において、用途地域の変更等が行われるのか、その内容をお示し下さい。

先に、申し上げた様に、放射5号線の整備が終了する中で、上高井戸3丁目地域の方々から、放射5号線沿道地域の用途変更と、放射5号線に接道する区道等の見直しについて声が挙がっております。

上高井戸3丁目地域は、北側が、放射5号線に、東西、約900mに渡り面しており、反対の南側は世田谷区との区界になる約700mの道路があります。
この道路を挟み、用途地域が世田谷区では、第二種 低層住居 専用地域、
杉並区では、第一種 低層住居 専用地域に指定されており、上高井戸3丁目地域は、道路一本へだてて、南側に世田谷区の 第二種 低層住居 専用地域  の条件で高い建物が建ち、日影規制、高さ規制があっても住環境に影響が出る事、高齢化社会に在って二世帯住宅を望み容積率の拡大、道路一本を挟んで資産価値に影響を及ぼす事に憂慮する区民の方々が居ります。
又、杉並区・区内におきましても、同じ町会や自治会の中で道路一本を挟んで同様の問題が起きている箇所もあります。
現状の区内用途地域の見直しがどの様に行われているのか、お示し下さい。

先に、申し述べた、上高井戸3丁目地域の様に、幅員の広い幹線道路と区界の道路に囲まれ孤立した地域に対し、26年度、予算編成に示されている、狭隘道路 の 拡幅施策 も含め、幹線道路への接道、行政境の不便等を含め、
用途地域の見直しを求めている地域に対し、区は、どの様なご所見をお持ちかお示し頂き、私の、質問を終わります。





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