瓦版 第35号

桜が散り、新緑の季節となりました。
例年から比べると、少し肌寒い日が多い様に感じますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
「熊さんの瓦版」34号との間が空きました。
途中、年頭に号外版を掲載させて頂きましたが、区議会において監査委員を努める関係で、議会においても質問等に立つ事が慣例で出来ず、区政報告や瓦版の掲載も消極的にならざるおえないところが有りました。
議会において、監査就任の同意を頂くときは、議員経験の少ない大熊で果たして監査の大任を務める事が出来るのかとの質問が行われました。
私なりに大変充実した中で精一杯務めさせて頂いているところです。
社会は国政が安定せず、国民生活が不安定です。
以前にも記しましたが、夢や希望を持ちにくい社会になりつつあります。
政治の最前線である地域の暮らしの安心、安全、健康を確り守ってゆかなくてはならないと思うところです。
先日、区政報告をまとめさせて頂きましたので、「熊さんの瓦版」にその内容を掲載させて頂きます。


                ≪ 日々挑戦  区政報告 ≫

平成24年・第一回定例区議会、平成24年度杉並区予算特別委員会が終了し、新年度が始まり一ヶ月が経ちました。
議論が進められてきた杉並区基本構想、杉並区総合計画、杉並区実施計画が可決され、それらを支える24年度の新予算も認められました。
一般会計、特別会計を合わせた総予算2,525億円その内一般会計は1,547億円となりました。
一昨年、就任した田中区長による本格的な施策と予算の執行が始まります。

区が示す ≪ 支えあい共につくる 安全で活力あるみどりの住宅都市 杉並 ≫
今後議会は、54万区民の福祉、教育、環境、まちづくり等の予算について、区民の為に適正に予算が執行されて行くのかを見守って参ります。

この度の定例議会では、前山田区長の強いリーダーシップのもと区民税の恒久減税を目的として進められた減税基金条例の廃案が上程され、議論が重ねられました。
廃案の上程に、私が所属する会派、杉並自民区政クラブでも、条例廃案に関して、議論を重ねました。
その結果、定例会の代表質問、予算委員会において減税基金の精神は生かす必要があるのではとの質問を含めた会派真意を伝えた後に、区長の交代と急速な社会変化の中で廃案は妥当な判断であると会派統一の意見開陳を行い、基金の廃止案に賛成票を投じました。
しかし、厳しい社会情勢の中、持続可能な行財政を堅持する為には、その裏づけが必要です。
その為には、今後も財政のダム≪新たな基金の創設≫が必要である為、議会最終日、区長に対し、減税基金条例廃案に賛成ではあるが、今後も財政のダム≪新たな基金の創設≫の必要性があると意見書の提出を行いました。
区長も財政のダム≪新たな基金の創設≫構築に向けた申し入れを前向きに検討するとの事でした。

杉並区の自民党は区議会内において二つの会派に分かれておりましたが、この度、区民生活の向上に向け更なる活動を展開する為、新たに一つの会派となりました。
会派名は、杉並区議会・自由民主党と決定致しました。
私も新会派の一員として自身の立ち位置と役割を確り自覚し区議会議員活動に邁進して参る所存です。
皆様方の更なるご理解を賜る事が出来れば、幸いに存じます。

昨年の東日本大震災により、我が国は、地震、津波、原子力発電所トラブルの複合的な大災害が発生、震災復旧そして震災復興と言う大変大きな試練に立ち向かい、被災地の方々の懸命な努力が続けられております。
被災地の方々の復興に立ち向かう姿に、私は教わるところばかりが多く、自身の未熟さに恥じ入るところが多々あります。

大震災復興の中で国政は揺らぎ国民生活に疲弊感と閉塞感が広がり、増税問題、選挙制度改革、エネルギー問題等で国民は、政治離れに陥っております。
私は、自助、共助、公助を大切にし、果たすべき国民の義務を果たし、現状の社会変化の中で国への規範意識の持ち方も改めるべきところを改め、持続可能な社会生活における財政の裏づけを確保する事が必要と思います。

国が国際的に信用をなくし、政府は国民から信頼をなくし、その中で、地方議会や基礎的自治体が地域から信頼をなくしてしまったらどうにもなりません。
地域に対して、包容力のある福祉、教育、行政サービスを、議会が地域の声を確り反映させ、日々の暮らしの安心、安全、健康を築いて行かなくてはなりません。
政治のリーダーシップが一番必要とされている時に、政治の最前線に位置する地方議会が確り役割を果たさなくてはならないと思います。

私は、地域の暮らしの安心、安全、健康を生活の三本柱と考え、地域の代弁者として以下の事柄を議会と行政に届けて参りたく思います。

第一の安心は、子供からお年寄りまで地域の道路を安心して歩く事が出来る様にしなくてはならないと思います。
電線類の地中化、無電柱化を促進する事にあります。
狭隘道路の拡幅は物理的に無理との見解が出ております。
その様な中で安心の確保の為に、必要な事は無電柱化です。
今後、予想される震災時の安全確保に結びつく事業でもあると思います。
私は、議会において、先ず、杉並区の代表的な事業である、すぎ丸全路線の無電柱化を行い良質な住宅都市を目指すべきと発言を致しました。
合わせて、新路線の拡充を図る中で地域の活性化が必要との声を届けて参ります。
無電柱化が出来ない理由に、狭隘道路の拡張が理由に挙げられるのであれば、杉並区が自動車メーカーと共同で新車種の乗り合い自動車の開発を行うぐらいの積極性が必要であるとの声を届けて参る所存です。

第二の安全は、地域の子供とお年寄りの安全です。
疲弊する社会において家族生活の基盤である収入の減少問題が生じ、親御さん達の就労問題から保育所待機児問題が生じております。
私は、今後も待機児問題は続くものと理解をしております。
入所希望者をポイント制度の中で決定する事に公平性も含め賛成をしておりますが、先に挙げました様に社会の変化は著しく、しかも悪化傾向に在ります。
緊急対策として行う現行の保育室等の増設を、スピード感を持って行う様、議会と行政に声を届けて参ります。
保育所待機児問題と連鎖して、学童の収容人数の拡大が求められております。
働く親御さん達の安心を築く中で、基本的に低学年を主とした学童を今後は高学年の子供達も預かるシステムが必要と思います。
福祉や教育を主とする基礎的自治体の事業の中で、繰り返しになりますが、公立の小学校にお子さんを通学させる親御さん達の安心を確りと築きたいと思います。
そして、地域のお年寄りの安全は、一人暮らしの方々の見守りであると思います。
民生委員さんの地域での見守りに限界が生じています。
人手不足と、申し訳ないのですが委員さんの高齢化も生じている様に思えます。
時代の流れの中で地域の町会、自治会のあり方を再検討する段階に入っていると思います。
戦前、戦中、戦後復興の社会を築き上げて下さった皆さんへの社会をあげての見守りが確りと行われる様にしなくてはなりません。
地域の見守りを地域の力に頼る部分がありますが、私は、民生委員さんの活動範囲を考えると、地域のお年寄りや小さな子供達の見守りに行政は地域に雇用を開く事を考えなくてはならない時期が来ていると思います。
社会を築いてくれた方々への感謝、未来の社会を切り開く地域の財産である子供達へ見守りの予算増額を行なうべきと声を届けます。

第三の健康は、先ず、地域が健康で明るくなくてはならない事と思います。
それは、地域における日頃のあいさつから生まれる様に思います。
さあ、今日一日を元気に、今日を大切にしよう、今日一日が良き日である様にと互いに言葉を掛け合える事が地域に必要と思います。
日頃のあいさつは地域の潤滑液の役割となります。
地域の町会や自治会の活性化はあいさつが第一歩とも思います。
次に、スポーツを通して地域の健康を築く事が大切と考えます。
スポーツが社会や地域に齎す効果は大変大きなものがあります。
私は、中学校の部活動においてスポーツと文化を通して生徒達に人生学・人間学を学んでもらえる場を作る事が出来ると考えております。
そして、お年寄りの方々には病気を遠ざける軽運動を日々の生活に取り入れてもらう事が健康に結びつくと考えております。
昨年、懸案であったスポーツ基本法の改定が行われ、総合型地域スポーツクラブの設立が可能になりました。
地域の健康の源を生み出す事が出来ると考えます。
私は、総合型地域スポーツクラブの早期設立が可能になる様、活動を進めてまいります。

日々挑戦の思いを胸に、地域の安心、安全、健康を目指してまいります。




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